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2009年夏同窓会 御礼

東京湾花火大会の8月8日に、文京区春日の後楽園校舎において、精密機械工学科の同窓会を、無事開催する事ができました。

これも、暑い中、お忙しい中、そして百年に一度の経済的混乱の中、万難を排して同窓会にご参加いただいた皆様方を始め、ご協力いただいた教職員の先生方、また、ご都合がどうしても合わずご参加できなかった同窓生の皆様方も含め、皆様方全てのご協力の賜物と存じます。同窓会役員を代表して、心より御礼申し上げる次第です。

今年は、精密機械工学科の創立60周年にあたる節目の年でもあり(干支で言えば一回りしたことになります)このようなお目出度い年に、精密機械工学科の同窓会を開催できました事は、精密機械工学科の基盤を築かれた先生方、そして諸先輩方の目に見えぬお力添えがあったものと深く信じております。

同窓会では、精密OBの特許庁審査官の竹村さんに「電子図書館(IPDL)を使った特許検索」の題名で、第一線の実務の講演をして頂きました。皆様方の強い興味をお寄せ頂いたにもかかわらず、時間の関係で全てのご質問をお受け出来なかった事を、幹事として深くお詫び申し上げます。

また、今年から新しく着任されたお二人の先生から、最新の先端技術のお話をお伺いすることができました。新妻実保子先生からは「ヒューマン・システム研究室の紹介」の講演の中で「機械と人間の共生」のお話を、杉本真優先生からは「自己紹介」の中で「内部疲労破壊」のお話をお聞きすることができました。先端技術のお話であるにもかかわらず、十分な質疑応答の時間を準備出来なかったことを、幹事として深くお詫び申し上げます。

最後に、古今和歌集1100首の巻末を飾る歌を、お詫びかたがた御礼の結語にかえさせて頂きたいと存じます。

ちはやぶる加茂の社の姫小松万代経るとも色は変わらじ

2009年8月11日
2009年夏同窓会幹事 枝  眞